「MRIでヘルニアと言われたから、もう治らない」 もしそう思っているなら、まずは深呼吸をしてこのブログを読んでみてください。
理学療法士として断言できるのは、「画像上のヘルニア=今の痛みの原因」とは限らないということです。実は、私たちの身体には驚くべき自浄作用が備わっています。
1. 無症状でも「7割」に異常が見つかるという事実
最新の研究(Boosらの研究など)では、腰痛が全くない人を調べたところ、なんと約76%の人に椎間板の変性やヘルニアが見つかったというデータがあります。
つまり、ヘルニアがあっても痛くない人は世の中に溢れています。画像に写っている「出っ張り」だけを怖がる必要はないのです。
2. ヘルニアは「自然に消滅する」のが原則
驚かれるかもしれませんが、飛び出したヘルニアの多くは、数ヶ月のうちに体内の免疫細胞(マクロファージなど)に食べられ、自然に吸収されて小さくなったり消滅したりします。
「じゃあ、放っておけばいいの?」と思われるかもしれませんが、ここに大きな落とし穴があります。
3. ヘルニアは消えても「関節機能障害」は残る
ヘルニアという「物体」が消えても、身体が覚えた悪いクセは消えません。
ヘルニアになる過程で、あなたの身体は痛みを避けようと、無意識に特定の関節を固めたり、変な姿勢を身につけたりしています。これが「関節機能障害」です。
- ヘルニアは消えたのに、腰が重だるいまま。
- 痛みをかばう歩き方がクセになり、次は膝や股関節が痛んできた。
これらは、構造(ヘルニア)が治っても、機能(動き)が戻っていない証拠です。この機能障害を放置することこそが、数年後の再発や新たな不調を招く最大の原因となります。
4. いつでもリハビリ甘木が「伴走」する理由
私たちは、画像を見て「ここが悪いですね」と言うだけの場所ではありません。
- 今の痛みが、本当にヘルニアによる神経症状なのか、それとも関節の動きの悪さ(機能障害)なのかを正しく見極めます。
- ヘルニアが吸収される過程で崩れてしまった「身体のバランス」を再構築します。
- 10年後、20年後もヘルニアを繰り返さないための「理想のカラダ作り」をサポートします。
終わりに
画像診断の結果はあくまで「過去の影」に過ぎません。大切なのは、今、あなたの身体がどう動いているかです。
「ヘルニアだから」と諦める前に、理学療法士と一緒に、身体の機能を根本から取り戻していきませんか?あなたがまた不安なく動ける日まで、私たちは全力で伴走いたします。
